私は視覚に障害があり、自らのことを総合的学習の時間にボランティア講師として話をしています。 学校へお話をしに行く時、いつも日常生活に使用している音声体重計、音声体温計、音声時計、糸通し、触読式スケールや触読式メージャー、パソコンなどを持って行きます。子供たちの興味津々の眼。彼らにとって障害者の生活は想像のつかない、また自分がもし見えなくなったらとまず思うようです。またアイマスクをしてブラインド体験をして見えないことを体験して、大変な恐怖感を覚えるようです。 そして、色々な質問が出ます。「楽しいことってあるんてすか?」「食事はどうしてますか?」「テレビは見ますか?」私にとってドキドキする瞬間です。また、私がパソコンを使って彼らの名前を次々と打って見せると「どうして」の声がたくさん上がります。ブラインドタッチが不思議なようです。 私は思うのですが、興味を持ってもらえればそれがまず第一歩だと思います。そして、短い時間ですがやっと10年くらいしか生きていない彼らからたくさんの元気をもらって帰ります。最近はそのパワーが私の日常を支えていると言っても過言ではありません。ささやかな私のライフワークだと認識し始めているところです。